ダミオカの万事悩む事無かれ

不安神経症と診断されたオカダミ(30代女性会社員)の仕事・子育て・闘病(?)ブログ

自分の心はコントロールできる?

こんにちは、ダミオカです。

 

前回は、不安神経症(全般性不安障害)について書きました。今回はその治療について…医師からアドバイスされた治療方法は前回紹介しましたが、私が独自に実践している事について紹介したいと思います。

 

前回、主治医に治療で大切なのは、自分の心はコントロールできると理解する事だと言われたと書きましたが、理解するとはどういう事なのでしょう。

 

第一段階は、医者が心はコントロールできると言ってるのだから、きっとできるのだろうな。と思う事。そこから始まりますよね。
言われるまでは、自分の心は偽れないんだから、思い悩むのは私の性質なんだ…と思っていたので、大きな第一歩です。

 

では第2段階はどんな事をすれば良いの?と言うと、これも前回主治医からアドバイスされた事ですが、不安になっている自分に「気付く事」事です。

当然、気付いたからと言って辛い思考から抜け出せるわけではありませんので何らかの行動が必要になります。

 

主治医は、気付いて行動し、成功した時の体験に目を向けてあげましょうと言っていました。そこまでは良かったのですが、部屋の移動や単純作業をして気をそらす方法だと、苦しんでいる自分を無視しようとしてるようで、私にはしっくり来ませんでした。

 

私なりに考えた結果、不安に気付いたら、まずは心の中で不安な自分に話しかける事を始めました。

不安になったり、後悔や悩み事に飲み込まれそうになった時、「あ、私今またやってるね。」と心の中でポツリ。


自分の100%が全身全霊で悩んでいた所に、1%(0.1%かも知れない)の客観的な自分が生まれるのです。1%の自分が「あ、またやってる…でも病気だから仕方ないし、薬でも飲んで早く寝よう。心はコントロールできるらしいからそのうちできるでしょ…」と、一瞬ですが前向きな思考をしてくれます。まあその後布団の中でまた悶々として落ち着かず、スマホとか見てしまって全然眠れないんですが。ほんの一瞬でも、不安や悩みで埋め尽くされた頭に、別の思考…それも前向きな思考が生まれたのは嬉しい体験でした。

今は1%だけど、こういう思考の割合が大きくなればいいなぁと思い、これを続ける事にしました。

 

やっぱり成功する事はまだまだ少なくて、
1%の自分「あ、またやってるな」
99%の自分「うん、またやってる。でも今余裕ないからだまってて。」
となる事がほとんどです。
でもたま〜に、上記のように前向きになれるんです。10分後にまた不安状態に戻っちゃったりしますが、ほんの10分でも貴重な成功体験です。

 

まずは気付いてあげる、そして行動する(わたの場合は心の中で話しかける)、少しずつ成功体験を積み重ねて行く…とてもシンプルですね。できそうかも!と思った方、ぜひやってみてください!

 

ただ…私もそうですが、うまくいかない事も多いんですよね。そしてうまく行かなかった時、自己嫌悪してしまったり、罪悪感を感じてしまいませんか?

 

次回は、この方法でうまく行かなかった時の行動について書きたいと思います。

長文にお付き合い頂きありがとうございました!

不安神経症(全般性不安障害)って?治療方法は?

こんにちは、ダミオカです。

 

今回は私が診断された病気、不安神経症(全般性不安障害)についてお話したいと思います。

Googleで検索すると詳しいサイトがたくさんありました。心の病気もメジャーになったものですね。

 

◆不安神経症(全般性不安障害)って?

これは色んなサイトが紹介してくれているので、下記サイトから引用しちゃいます。

https://health.goo.ne.jp/medical/10450100?
不安を主症状とする神経症
はっきりした理由がないのに不安が起こり(あるいは理由があっても、それと不釣り合いに強く不安が起こり)、いつまでも続く

 

…まさにこれ、私の症状です。

本当に突然、過去の過ぎた事への後悔や、未来の不確定な事を心配する気持ちが湧き起こり、不安に支配されるのです。

例えば…我が子が可愛すぎる!もしも2人目を可愛く思えなかったら…平等にできるだろうか、自分が平等でいたとしても、周囲の人からは差別されて辛い思いをしたらどうしよう…誰にも似てなくて、整形や浮気を疑われたらどうしよう…

文字に起こしてみると我ながら正気の沙汰じゃないと思うのですが、こんな感じの不安が頭にこびりついて、何も手に付かなくなるのです。

 

不安になるという状態は、身の危険を感じ、身を守ろうとする自己防衛反応ですが、不安神経症の場合、危険を察知するセンサーが過敏になっていて、震度1(なんなら0)の地震に対して震度7の警報がなるような状態だそうです。

 

◆不安神経症(全般性不安障害)の治療

この病気、まずは警報の誤作動に気付く事が治療の第一歩だそうです。ただ、気付いたからといって、なーんだ誤作動か〜安心した〜とはいかないのが心の難しい所ですよね。

 

医師からのアドバイスは下記の3つです。

・場所を変える(家の中なら部屋を変える)
・無意味な単純作業を行う(目に入る文字を全て読み上げる、天井のシミを数えるなど)
・投薬

場所を変えたり単純作業を行うとというのは、とにかく不安から注意をそらす事が目的です。
私の場合、軽度の不安状態であれば有効でしたが、不安に集中すればするほど効き目がなく、すっかり不安に支配されてしまいました。

投薬は、過敏になっている神経を薬で落ち着かせてくれるので、効果を感じやすい療法です。私の場合は授乳中だった為漢方薬の処方となりました。効果は…あるのかないのか…?という感じです。

 

先日そんな状況を主治医に伝えた所、大切なのは「自分の心はコントロールできると理解する事。お薬はあくまでもそのサポーター。小さい不安ならうまく乗り切る事ができたという成功体験の方に目を向けて、それを積み重ねて行きましょう」と言われました。

 

う〜ん…なんとなく理解はできるけど、今の自分では、複数の小さな成功体験が束になっても、ひとつの不安で吹っ飛んでしまいそう。というのが私の正直な気持ちでした。さすが不安神経症。早速不安だらけですが、自分の心はコントロールできる…それを信じて、私なりに前に進みたいと思います。

 

次回は、私なりの対応方法を紹介したいと思います。

長文にお付き合い頂きありがとうございました。

初めまして、ダミオカです。

初めまして、ダミオカと申します。
開設後初めてのブログなので、まずは自己紹介と、このブログのテーマについて書きたいと思います。

 

まずは自己紹介から!

大阪在住の30代既婚女性会社員、通勤時間は1時間半です…泣。2017年、結婚5年目に待望の長男を出産しました。現在は育児休暇を頂いていて、長男とゆったり過ごしています。

趣味は漫画と時々ですが本を読むこと、YouTubeで動画を観る事、こちらもたまにですが絵を描く事、それから、人の気持ちを考えたり分析するのが趣味…というか癖です。…と超インドアですが、長男のおかげでベビーカーを押して、腱鞘炎や腰痛の通院がてらお散歩するようになりました。

そして最近、私は不安神経症(全般性不安障害)と診断されました。これについては、このブログを開設するきっかけともなったので、このあと詳しく書いていきます!

 

このブログのテーマ

このブログでは、子育てや仕事や闘病(?)しながら、自分の理想を目指す日々を発信したいと思っています。

私の理想は、いつでも気楽に穏やかに過ごせる事です。
もう少し書くと、自分大好き!家族仲良し!仕事楽しい!金はある!眠い時は寝る!腹が減ったら食べる!しんどい時は休む!…と、いつでもこんな状態で過ごす事です。

共働きで仕事と子育てを両立している方や、心の病や、病とは言わないまでも日々のストレスから心が疲れている方はたくさんいると思いますし、年々増えているように感じます。

ブログを通して、私と同じような事で悩んでいたり、同じように、より理想的な生活を目指していたりする方のお役に立てると嬉しく思います。

 

ここで、このブログを始めるきっかけについて書いておこうと思います。

大学卒業後、バカ真面目な私はとにかくモリモリ働いてしまい、結婚後もなかなか赤ちゃんを授かれなかったので、余計にモリモリ働いてヘロヘロになっていました。

それがこの度、長男を出産したおかげで突如1年もの休息期間を頂ける事になり、心身ともにリフレッシュする本当に良い機会でした。

それともうひとつ、私は昔から必要以上に人の目を気にしたり、ささいな事で不安になり、時にはノイローゼ気味になる事もありました。

その事を相談した友人から心療内科を勧められ受診してみた所、不安神経症(全般性不安障害)という病気だった事が分かりました。

先生いわく「病気を簡単に説明すると、震度1地震に対して震度5の警報を鳴らしているような状態です」との事。まさに私の事だ!と思う説明でした。

長い間、思えば中学生くらいの頃からそういう性格だと思っていて、そんな自分を変えようと格闘しながら過ごしていたのですが、自分を変えるというのは自分を否定するという事でもあったので結構辛かったのです。

でも病気という事なら治療なので、自分を否定する事なく症状を緩和できるのかも…と、希望も湧きました。もちろん、自分の考え方や習慣を変えていく事も治療として必要なのですが、気持ちはちょっと軽くなりました。友人に感謝です。

 

長くなりましたが…もう少しです!
これから仕事に復帰すれば、想像以上に大変な日々になると思うんです。今までの経験上、疲れれば疲れるほど、きっとこの不安神経症が顔を出してきて悪さをすると思うんです。

自己紹介で書いた、人の気持ちを分析しようとしてしまう私の癖は、人の顔色を伺って生きているという事でもあるので、病気の一端を担っているように思っています。今は自分を苦しめる事も多いのですが、自分や人を幸せにする事もできる癖だと思います。

ブログテーマでも書いた通り、どんな時でも気楽に穏やかに過ごす!という理想を目指して、まずは自分を理解して受け入れたい、そこで、この分析癖を自分に目一杯使ってみよう!と思い、このブログを開設するに至りました。

 心療内科の先生のアドバイスを受けて、考え方の習慣付けやお薬も始まっていますし、自分なりに勉強したり考えたりして、これから少しずつ変化していくであろう…という状態です。

 

次回は、不安神経症(全般性不安障害)」とはどんな病気か?授乳中のお薬は?治療にあたって気持ちの持ち用は?…など、ついでに私が独自に実践している事や参考にしている事など紹介したいと思っています!

 

長文にお付き合い頂きありがとうございました!